こんにちは。
青森県に嫁いだものです。
モラハラDV夫と生活することは、なんともいえない閉塞感で苦しい日々でした。
苦しくてコーチングやカウンセリングを受けているうちに離婚するしかないと気が付いたわたくし。
離婚をするなら金銭の整理をしないと!と思い弁護士に相談することにしました。
はじめての法律相談。
何を準備すればいいのかわかりません!
私が法律相談に行くときに用意してよかったもの、確認すればよかったと思ったことなどを書いてみたいと思います。
法律相談に行く決心をしたけど、不安なあなたの参考になれば幸いです。
目次
離婚の法律相談で準備したこと
相談したいことをメモにまとめる
離婚の法律相談で絶対に聞かれることベスト3を発表します。
それは…
慣れない法律相談で緊張していると、結婚したの何年だっけ?ってなります。
法律相談は有料です。
事前に調べられることメモにして当日は頭を使わなくていいようにしましょう。
私の場合は夫も私も会社を持っていたり、お互い個人事業主だったり、事情が複雑で口頭で説明する自信がなかったので事実関係を箇条書きにまとめたり、図を描いたり、レジュメ的なものを用意しました。
【自分の希望】
①夫と離婚したい。
②財産分与を有利にしたい。
③猫を引き取りたい。
【現在の状況】
・子供はいない。
・夫とは同居中。
【これまでの経緯】
結婚してからあった事実を時系列で年表のように書きました。
2011年6月10日 入籍。
2014年3月ごろ 〇〇市の会社に就職する。
2015年1月 夫の希望で退職して夫の会社の役員になる。
2015年4月15日 夫と口論になり、家を追い出される。(録音あり)
2016年1月13日 夫に顔を叩かれて唇が切れる。(写真あり・診断書なし)
2018年10月3日 自身の会社を設立。
2021年2月頃 カウンセリングを受け始める。(履歴あり)
離婚したいと思うようになり、身辺整理を始める。
【心配な事・疑問点】
①夫が離婚に応じない場合は長期化しそうで心配。何か対策はありますか?
②モラハラの証拠はどの程度あつめればよいかアドバイスが欲しい。
③財産分与ではどのように財産の評価をするのか知りたい。
A4用紙2枚にまとめ、「こちらを見ていただけますか?」と渡しました。
好評だったのでおすすめです。
あと、自分がどうしたいのかは決めてから法律相談に行ったほうがいいです。
離婚した方がいいかを相談されちゃうと弁護士さんも困るらしいです。
どうしたいかを決めるのは自分なので、気持ちが辛いときや整理したいときはカウンセラーさんに相談していました。
モラハラを立証するための証拠を集める
録音・録画の記録
モラハラ夫の暴言や暴力をiPhoneのボイスメモを使って録音していました。
裁判で証拠として実際に使えました。
相談時はスマホから直接再生して聞いてもらいました。
SNS等のスクリーンショット
LINEのやりとりをスクリーンショットで撮影して記録していました。
日記の記録
私は10年日記をアプリでつけていますが、デジタルなのであまり役にたちませんでした。
紙で継続的に日記をつけていると裁判で使えるらしいですが、モラハラ夫に見られるリスクを考えるとあまり現実的ではないと思います。
診断書の記録
私は病院に行く勇気がなくて診断書はありませんでした。
唇が切れたときとか、あざができたときに行っておけばよかったと激しく後悔しています。
公的支援機関での相談記録
女性相談支援センターに電話したことがあります。
相談の事実を記録しておきますか?と聞かれたので「記録してください!」と伝えました。
お金を請求をするために必要な書類を集める
- 給与明細や源泉徴収票
- 確定申告書
- 固定資産評価額証明書
- 証券会社の口座番号(株などの有価証券)
- 銀行の支店名・口座番号・残高
- 保険関連の証券(積み立て型の個人年金や養老保険など)
- 車の車検証
- 会社の決算書と総勘定元帳
財産分与や婚姻費用の請求をするには証拠が必要です。
夫婦の財産はどのくらいあるのか?
夫の給与はいくらなのか?
モラハラ夫は教えてくれませんので、客観的な資料を残しておく必要があります。
写真で残したり、コピーしたりして集めておきました。
当日の持ち物
- モラハラの照明になりそうな証拠の品々
- 資産状況がわかる書類
- ハンカチ・ティッシュ
- 筆記用具
- 身分証(運転免許証等)
暴力や暴言の証拠になりそうなもの、財産状況に関係ありそうなものはとりあえず何でも持っていきました。
結構な量になりましたが、段ボールに入れて抱えて持っていきました。
必要かどうかは弁護士さんが判断します。
関連がありそうなものは自分で判断しないで持っていくといいと思います。
あと、相談中にモラハラ音声なんかを再生するとつらくなって涙がでてきたりするのでハンカチやティッシュを持っていくといいです!
鼻かんだりできるんで(笑)
私はとんでもなく鼻水がでてきて焦りました!
ポケットティッシュをカバンに入れていた自分を褒めてあげたい!
メモは弁護士さんに渡す用と自分用と何セットかコピーしていきました。
弁護士さん2人で聞いてくれるところもあって、2部だけだと足りなくなってしまったのでプラスで多めに持っていくのがおススメです。
教わったことをメモできるように筆記用具も忘れずに!
事務所によりますが、身分証の提示を求められることがありますので運転免許証やマイナンバーカードを持っていくとよいと思います。
用意していけばよかったと思ったもの
- 自分の資産状況をまとめたもの
- 相談料金の確認
財産分与や婚姻費用の請求の相談をするときは自分の収入や資産状況がわからないと明確な回答がもらえません。
なので、自分の財産状況がわかるもの(源泉徴収票や確定申告書、会社の決算書)を持っていけばよかったなと思いました。
あなたの貯金額はいくらですか?って聞かれて正確に答えられなかった(汗)
別居して余裕が出てきた後半は財産目録を自分でつくってまとめたりしていきました。
でも最初はそこまでしなくてもいいと思います。
同居しているときはそんなものが見つかったら大変なことになりますからね!
安全第一でいきましょう!!
あと、ホームページに相談料が明記してなくて、相談が終わってから他の事務所の2倍相談料(11,000円)を請求された法律事務所があったので、予約の時に相談料金がいくらか、ちゃんと聞けばよかったなと反省しました。
まとめ
- 相談したい内容はメモにまとめる
- モラハラを立証するための証拠を集めて整理しておく
- 財産分与や婚姻費用の請求に必要な書類を集めておく
- 当日の持ち物は「書類・筆記用具・身分証・ティッシュ」
以上が法律相談で用意していくとスムーズにいくと思った点です。
法律事務所なんて行くことないから、どうしていいか不安ですよね。
お金もかかるから効率的にいきたい!という方の参考になればうれしいです。
ティッシュは是非とも用意していってね。