青森県の冬はどのくらい寒いのか?【雪や凍結対策・寒さ対策も紹介】

皆さんこんにちは。

日本一温暖といわれている静岡県から極寒の地、青森県に嫁いでしまった者です。

これまでの人生で東北に縁のなかった方は青森県の寒さがどのくらいの寒さなのか想像できないと思います。

これから青森県に住むことになったけど、どんな感じかわからない方の参考になれば幸いです。

結論から申しますと、とてもとても寒いです!

わたくしの個人的な体感をおりまぜなからご紹介したい思います。

東京都との比較

青森県民あるあるなのですが、冬場は寒くて歩きたくないので地元民はほぼ車で移動します。

50m先のコンビニにも車で行きます。

それでは東京と気温を比較してみましょう。

東京都の1月の気温

青森県の1月の気温

いやー、悲しいですね。

最高気温が1,2℃なのが何と言ってもつらいポイントですね。

日中5℃以上になると「今日はすごくあたたかいねー。」って感じです。

晴れて太陽が出ると気温以上に暖かく感じます。太陽万歳!

が、雪がふって風が強いと一転、地獄と化します。

そんな日に外を歩けば5分で耳が真っ赤になって痛いくなる寒さです。

天候が変わりやすいのもつらいポイントですね。

東京の「寒い」と青森の「寒い」は感覚がぜんぜん違うと思います。

気温の感覚

これはわたくしの個人的な感覚なのですが、

同じ10℃でも東京の10℃より青森の10℃のほうが寒いんですよね…

それから昼間の気温と夜の気温も差も激しくて、朝晩は冷え込みます。

一日のなかで天気がころころ変わるのも最初は驚きました。

さっきまで晴れてたのに突然よこなぶりの吹雪ってことがよくあります。

雪の量

管理人は十和田市に住んでおります。

十和田市に住む者の意見として参考にしていただければと思います。

十和田市は青森県の中では雪が少ない地域です。

青森市や弘前市はもっと雪の量が多くて、そちらから十和田市に来た人は雪すくないねー!と言います。

酸ケ湯が全国ニュースによくなるので誤解されがちなのですが、酸ケ湯は山の上なので町の雪の量とは全然違いますのでご安心ください。

一日に10㎝くらい降った雪を除雪して、道路わきに盛り上げた雪が真冬に1mとかになるイメージですね。

アパートの1階が雪で埋まって2階からじゃないと出入りできない!などということはありませんのでご安心ください。

ちゃんとドア開きますからw

でも、寒波が到来して強風が吹き荒れ、吹雪だった日の翌日は鍵穴が凍って開かなくなることはあります。

風で舞い上がった粉雪が鍵穴に入って、凍ってしまい鍵が鍵穴に入らない、入っても回らないということがたまーにあります。

その時は鍵をライターで炙って抜き差ししながら少しずつ氷を溶かすと開錠しますよ!

凍結について

十和田市は雪は少なめですが、内陸地ですし標高が60~70mほどとちょっぴり高めなので、冷え込みが厳しいです。

1月2月は最高気温がマイナスの日も多いです。

最低気温が-10℃以下になる日もあります。

昼間解けた雪が夜に凍って道路がつるつるに凍ります。

水道管の中の水も凍結するので水抜きが必要です。

冬になると天気予報で凍結注意報が出ます。

気温がマイナスの日が続くと凍りやすい。

水道管凍結で何が困るかといいますと、水が使えなくなります。

けっこう困りますよ。トイレも流せない。

水道業者さんを呼んで解氷作業というのをしてもらうんですが、1万~2万くらいかかります。金額はかかった時間と作業の大変さで変わります。

凍結するときってみんな一斉になるんで凍結祭りになっていると電話してもすぐ来てくれません。

1週間予定がいっぱいですって断られることもあります。

それだけならまだましです。

自分が困るだけなんで。

凍結で一番怖いのは2階の人が水道管を破裂させて1階の部屋の人の荷物を水びだしにして賠償問題になった場合です。

賠償に300万かかった人を知っています。

東北に初めて住むなら家財保険で凍結をカバーできるものに入っておくべきだと私は思います。

そして必ず更新を!

忘れて保険が切れたころに破裂するのですよ。

雪や凍結対策・寒さ対策

さんざん脅してしまいましたが、ちゃんと対策すれば大丈夫です!

雪は雪かきスコップと冬用長靴、手袋を買ってまめに除雪しましょう。

水道管凍結対策は何と言っても水抜きです。

入居の時にガス屋さんが給湯器と水道管の水抜きの仕方を説明してくれるので動画撮ったり、メモするなりしてちゃんとできるようにしておきましょう。

どうしても自信がないときはガス屋さんが有料で水抜きをしてくれるサービスもあります。

部屋ではストーブ、ホットカーペット、こたつの三種の神器があれば暖かく過ごすことができますので心配いりません。

どんなに厚着しても寒いものは寒いので外に出るときはなるべく素早く移動して長時間外にないように工夫するのが一番だと思います。

何かの参考になれば幸いです。

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