青森県の冬が辛いと感じること5つ!乗り越え方も紹介

雪のない県から青森県に来ること何が辛い?

青森県民はどのようにして乗り越えてるのかな?

このような悩みに答えます。

雪なんてほとんど降らないところから東北へ行くことになったものの「雪国での生活がまったくイメージわかない」といったことはよくあると思います。

管理人も青森県に引っ越してきたばかりのときは右も左もわからなくて沢山失敗したり、寒くて悲しい思いをしてきました。

この記事では、そんな雪なし県育ちのわたくしが以下について解説します。

青森県の冬が辛いと感じたこと5つ

青森県の冬を乗り越えるために買ったもの3つ

この記事を読んで青森県の冬を少しでも快適に過ごすヒントになったら嬉しいです。

1. 青森県の冬が辛いと感じたこと5つ!

雪が降って「わーい!」とはしゃぐのは最初の数日です。

①降った雪を片付けるのが辛すぎる(ほぼこれに尽きる)

雪ってなんでこんな厄介なんでしょうね?

雪がある程度積もると除雪しないと雪に足が埋まって歩けなかったり、車のタイヤがはまって前にも後ろにも進めない状態になったりします。

車で出かけるときは車に積もった雪をスノーブラシで落としてからでないと前が見えません。

公道の雪は市がでっかい除雪車で除雪してくれますが、道路と敷地の間に盛り上がった雪は自分で除雪しないといけません。これが大変。

こまめに片付けないと雪が氷に変わります。そうなると人力では歯が立たず詰みます。タイヤショベルとか30万くらいする除雪機でないと除雪できないレベルに固まります。

こまめな除雪が快適な生活への第一歩w

② 水道管が凍結するほどの寒さ

水道管が凍結するって何?って思いますよね?

青森県はとても寒いです。

最低気温がマイナス10℃とかになります。

そうなると水道管の中の水が凍ってしまうので、蛇口をひねっても水が出なくなります。

水が出ないだけなら、まだましで、水道管が破裂することもあります。

水道管が破裂すると大惨事です。

気力を奪うほどの寒さです。あらゆることが面倒くさくなるし、常に寒さに耐えて体に力が入るからただ生きてるだけで疲れるというか。

③道路が凍結して滑る

道路に積もった雪が圧縮されて氷になるとツルツルになります。

慎重に歩かないとすってんころりんと転びます。

下が氷なのでそれはそれは痛いです。

わたくしは見事に転び、あごを負傷したことがあります。今でも傷がうっすら残ってますが、中心からずれていたのでよかったです。もう少しでユアン・マクレガー並みのケツあごになるところでした。

そんなわけで転ばないように冬はゆっくり歩くので夏の3倍時間がかかります。

歩き方はペンギン歩きと言われる歩き方で、歩幅を小さくし、足の裏全体で着地するのが基本です。

車の場合は凍結した道路の上ではブレーキを踏んでも止まりません。

1シーズンに2,3回は事故っている車を見かけるし、自分も坂道のカーブで曲がり切れなくて雪壁につっこむ自損事故を起こしたことがあります。

冬は慎重に行動しなけらばいけないので疲れます。

④暖房費が高い

冬は外の気温がマイナスになるのでストーブが友達です。

家族で暮らしている一軒家だと「灯油代が月5万かかった」なんて話も聞きます。

うちはオール電化で床暖房なのですが、夏は6千円くらいの電気代が冬には1万8千円とかになります。3倍て!

暖房と冷房では暖房の方がはるかにエネルギーを使うのだそうです。

とにかく冬はいろいろと経費が掛かります。

⑤ 冬用の装備にお金がかかる

暖房費に引き続き、雪のために用意しないといけない道具類にもお金がかかります。

青森県が寒すぎて雪が降らない県で売っている防寒具では歯が立たないということがよくあります。

車から店内に入るために数分外を移動するくらいなら多少装備が甘くても大丈夫です。

10分以上、屋外で過ごさないといけない場面ではある程度の装備を整えておかないと寒くて悲しい思いをします。特に長靴、手袋、上着(コート的なもの)は東北仕様のものがいいです。

例えば軍手で雪かきすると軍手は風を通すので時間がたつにつれ手がかじかんできます。濡れたりなんかしたら手が冷たいを通り越して痛くなります。無理するとしもやけに!

ブーツも関東のオシャレなブーツは防水断熱が弱いので徐々に濡れてきて足が冷たくて冷たくて悲しいことに。

コートも防水性のあるツルツルしたものが主流です。

ウールのコートだと晴れた日はいいのですが、雪が降ってきたときその雪がコートの表面にくっつくんですよ。

そして部屋に入って温度が上がったときその雪が溶けてコートがびちゃびちゃになったりします。

ツルツルした生地のだと、手でさっと払えば雪が落ちてくれるので濡れなくてすみます。

あとは雪かきをするのに雪かき用のスコップやダンプが必要です。

車がある人はスノーブラシやスタットレスタイヤ、雪用ワイパー、ウォッシャー液も必要です。

春には溶けてなくなってしまう雪の為にいろいろと必要になり、お金がかかるのは複雑な気持ちです。

2.青森県の冬を乗り越えるために買ったもの3つ

寒くて辛いですが、装備をそろえることである程度快適に過ごすことができるようになりますのでご安心ください。

青森に来て買ってよかったもの、使えたアイテムを3つご紹介します。

①防寒具【メリノウールのインナー】

管理人は登山用ブランド「モンベル」のスーパーメリノウールというインナーを上下とも愛用しています。

靴下もメリノウールおすすめですよ。

管理人は登山が趣味でして、登山のために買ったものなのですがいまや日常生活で使い倒しております。

これめっちゃいい!です!!

ヒートテックなどとちがって汗をかいても冷たくないし、体温を保ってくれて臭いもしない。一年の半分以上は来ています。肌触りも柔らかいので、むしろ一日中着ていたい。

値段は高いけど、それだけの価値があると思います。

下手に安物のもこもこのインナーを着て、着ぶくれたり疲れるくらいなら断然メリノウールのインナーがいいです。

非常に激しくオススメです。

モンベル スーパーメリノウール

②冬用の長靴

装備その2として冬用の長靴を買いました。

冬用ってなんだよと思うかもしれませんが、東北では夏用の長靴と冬用の長靴があるのです。

違いはウレタンなどの断熱材が入っているか否か。もちろん冬用の方が値段が高いです。

夏用の長靴はただのゴムなので、厚手の靴下をはこうがキンキンに冷えてしもやけになりかねません。

雪かきするときはある程度の深さがある雪の上を歩くことになるので防水性のある長靴が最適!一足もっておくと青森の冬のQOLが向上すること間違いなし。

長さは膝まであって、できれば雪除けのカバーがついているとなおよし。

③除雪用の器具【雪用のスコップ】

装備その3として雪かき用スコップ。

これも時期になるとホームセンターにたくさん並びます。

雪かきには雪かき用スコップ。

管理人は初め、普通のスコップでもいいじゃない。ガーデニングなんかと兼用できて一石二鳥!などと思っていたのですが。

プラスチックの軽いスコップでないと雪を運ぶのには重すぎて作業が非常に大変で後悔しました。

雪かきは押す作業がおおいのですが、雪かき用のスコップは作業しやすようにできていて、雪かき用というだけあるなと。

ここまで読んでくれた方は青森の冬、最悪じゃねーかと思うかもしれませんが、そんなことはありません。

誰も踏んでいない雪原をみたときはキレイだし、そこに猫の肉球のあとがついていたりするのを見るとほっこりするし。

雪をみながら源泉かけ流しの温泉に1000円以下で入れるところがある青森県は最高だと私は思います!

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